症状:しばらく操作しないとエクスプローラーが固まる
Win11でエクスプローラーを新しく開いたときや、しばらく開いたまま放置してから操作を再開した際に、毎回数秒ほど応答しないフリーズのような症状が出る問題が起きていました。
ブラウザに限らずメモ帳など軽いアプリでも同様で、他のアプリをしばらく操作したのち、ファイルを移動・削除しようとしたり、ちょっとした動作でもエクスプローラーが固まってしまうのでプチストレスでした。
また、どのアプリでも「名前を付けて保存」や「ファイルを参照」など、フォルダを開く動作全般で起動が遅いのです。
PCが新品のときから発生しており、とくに重いデータを操作しているわけではなくとも起きていました。
HDDではなくSSDでこんなにラグがあることは通常はないはず……
ハードウェアの問題を疑ったが改善せず
SSDの初期不良や接触不良などを疑い、接続しなおしたり、別のSSDを繋いでみたり、あれこれしてみるも改善されませんでした。
内蔵SSDでも外付けSSDでも、USBメモリでも同様に発生しました。
解決方法:ハードディスクの電源を切らない設定にする
電源設定を変更することで解決しました。
まず、「コントロールパネル」の「電源プランの編集」を開きます。
![]() |
| 「電源プランの編集」を検索 |
Windowsのスタートボタンから「電源プランの編集」を検索すると良いと思います。
(※現在のWindowsでは「コントロールパネル」は奥深くに格納されているので検索から開くのが早いです。)
「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
![]() |
| 電源オプションの「詳細設定」が開きます。 |
「ハードディスク」→「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」の設定を「0分」にして、OKもしくは適用をクリックして設定完了です。
(使用しているのがSSDでもこの設定項目は“ハードディスク”です。)
「0分」にすることでこの機能が「無効」ということになるようです。
手順まとめ
今回の設定手順を簡単にまとめます。
- 「コントロールパネル」の「電源プランの編集」を開く。
- 「詳細な電源設定の変更」をクリック。
- 「ハードディスク」→「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」項目を「0分」に設定。
エクスプローラーのフリーズが解消
以上の設定でエクスプローラーが頻繁に固まることはなくなりました。
操作再開時の一時フリーズもなくなり、快適に使えるようになっています。
同様の症状でお悩みの方の参考になりましたら幸いです。




